
こんにちは。レティシアンスタッフのAです。
初めてワンちゃんを迎えるとなると、しつけやお手入れなど色々な面で不安に思うことがたくさんありますよね。だからこそ、最初は特に「飼いやすさ」を重視される方が多いのではないでしょうか。
私もネットで飼いやすい犬種を調べていたことがありますが、種類があまりにも多過ぎて、かえってどの犬種を選べばいいのかわからなくなってしまったことがありました…。きっと同じように感じたことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
また、飼いやすさだけではなく、自分の性格やライフスタイルに合った犬種がわかれば、より安心してお迎えできますよね。
そんなオーナー様のお悩みを少しでも解決できるように、今回は自分の性格に合った犬種がわかる「犬種診断チャート」で飼いやすい犬種をご紹介いたします。
もちろん “飼いやすい犬種” の定義は人によってさまざまですが、本コラムでは「しつけがしやすい」「社交的」という観点からご紹介します。ぜひ最後までお付き合いください♪
目次
初めてワンちゃんを飼う方へおすすめ!犬種診断チャート
以下の犬種診断をチャートに沿って進んでみましょう。
診断結果をもとに、あなたの性格にぴったり合うワンちゃんをご紹介いたします。
スタート!
Q1. あなたのライフスタイルは?
➡️ 家にいる時間が長い → Q2
➡️ 日中は家を空けることが多い → Q3
Q2. 体を動かすことや散歩が好きですか?
➡️ はい → Q4
➡️ いいえ → Q5
Q3. ワンちゃんとの時間をたくさん作ることはできますか?
➡️ はい → Q6
➡️ いいえ → Q7
Q4. 大型犬を迎えられるか、心構えチェック!
次の3つの質問すべてに「はい」と答えられますか?
・朝晩1回ずつ、計1時間程度のお散歩時間を確保できる
・室内に大型犬がくつろいだり、軽く歩いたりすることができるスペースがある
・しつけや健康管理にも時間と費用をかけられる
➡️ すべて「はい」 → 🎯タイプE:頼れる大型犬
➡️ どれか1つでも「いいえ」 → 🎯タイプB:アクティブタイプの中小型犬
Q5. いつもそばに寄り添ってくれる甘えん坊なワンちゃんが好きですか?
➡️ はい → 🎯タイプC:癒し系小型犬
➡️ いいえ → 🎯 タイプA:のんびりタイプの小型犬
Q6. ワンちゃんのお手入れにたくさん時間をかけられますか?
➡️ はい →Q7
➡️ いいえ →🎯タイプC:癒し系小型犬
Q7. 月に1回程度はトリミングサロンに連れていくことができますか?
➡️ はい → 🎯タイプD:しっかりお世話タイプの小型犬
➡️ いいえ → 🎯タイプA:のんびりタイプの小型犬
おつかれさまでした。診断はここまでになります!
次に、タイプAからタイプEに当てはまる犬種とその特徴をご紹介いたします。
タイプ別 あなたが「飼いやすい犬種」診断結果はこちら!
タイプAの方は…【のんびりタイプの小型犬】がおすすめ!
マルチーズ

人の上でくつろぐ「コンパニオンドッグ」としてのルーツを持ち、愛玩犬としての歴史が長いため、人懐っこく明るく陽気な性格です。真っ白で美しい被毛が特徴で、抜け毛が少ない点も魅力のひとつです。ただし、この被毛を美しく保つにはこまめなブラッシングが欠かせません。毎日のケアを習慣にするよう心がけましょう。運動量は個体差がありますが、綱引きやボール遊びが好きな活発な子もいれば、オーナー様と一緒におうちでのんびり過ごすだけで満足な子もいます。愛犬の様子を見ながら、無理のない範囲でお散歩や遊びを取り入れてあげてください。
キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル

絹のような長い毛が特徴の犬種です。小型犬と比較するとサイズは少し大きめですが、比較的おとなしく、優しく人懐っこい性格です。初対面の人や犬とも仲良くできるため、初心者向けの犬種といえるでしょう。活発に走り回るよりは、オーナー様とのんびりお散歩することを好む傾向があります。お散歩は毎日朝と夕方の2回、各20分程度を目安に、無理なく続けてあげるとよいでしょう。トリミングは基本的に不要ですが、細く柔らかい被毛は絡まりやすく、毛玉になりやすいため、定期的なブラッシングが欠かせません。特に換毛期には抜け毛が増えるため、念入りにお手入れをしてあげることが大切です。
タイプBの方は…【アクティブタイプの中小型犬】がおすすめ!
柴犬

猟犬や番犬として活躍してきた日本原産の犬種で、警戒心が強く、オーナー様に対して非常に忠実です。ただし、家族以外の人には心を開きにくい傾向があるため、子犬のうちからさまざまな人や犬と接する機会を作り、社会化を促すことが大切です。活発で運動が好きな柴犬にとって、運動不足はストレスの原因になります。そのため、毎日朝と夕方の2回のお散歩は欠かさないようにしましょう。また、換毛期には大量の抜け毛があるため、可能であれば毎日ブラッシングをしてあげると皮膚の健康も保ちやすくなります。
ミニチュア・ダックス・フンド

短い足に長い胴体をもつ可愛いらしい外見が特徴の犬種です。もともとはアナグマを追うために活躍していた狩猟犬で、その名残から活発で体を動かすことが大好きです。ただし、肥満になると腰に負担がかかりやすく、椎間板ヘルニアを発症するリスクが高まります。そのため、毎日の朝と夕方のお散歩はしっかりと行い、適度な運動を欠かさないようにしましょう。また、段差の上り下りも腰への負担につながるため、日常生活の中でも注意が必要です。スロープの設置や、ソファやベッドへの飛び乗りを防ぐ工夫をすることもおすすめです。
タイプCの方は…【癒し系小型犬】がおすすめ!
ポメラニアン

丸くふわふわとしたフォルムに、首まわりのたてがみのような被毛が特徴的な犬種です。体は小さいものの、とても活発なので、運動不足にならないように毎日朝と夕方2回のお散歩は欠かさないようしましょう。また、警戒心が強めな性格なので、見知らぬ人や犬に対して吠えることがあります。そのため、子犬のうちからさまざまな人や犬と触れ合う機会を作り、しっかりと社会化としつけを行うことが大切です。また、ふわふわの被毛は寒さには強い反面、暑さには弱いという特性もあります。夏の時期には室温管理や水分補給など、熱中症対策を忘れずに行いましょう。
チワワ

世界最小の体に、大きな目が特徴の非常に小柄な犬種です。小型犬の中でも特に体が小さく、室内での飼育がしやすいため、初心者にもおすすめです。ただし、体は小さくても、自分より大きな犬に立ち向かうほど気が強い一面もあります。そのため、甘やかしすぎてしまうと、唸ったり噛んだりといった問題行動につながることもあるので、しっかりとしたしつけが必要です。また、長時間のお散歩は必要ありませんが、気分転換も兼ねて、短い時間でも外に出て歩く習慣をつけてあげるとよいでしょう。
タイプDの方は…【しっかりお世話タイプの小型犬】がおすすめ!
トイ・プードル

ふわふわとしたぬいぐるみのような愛らしい見た目に加え、ドッグスポーツなどで活躍する賢さも持ち合わせているため、しつけやすいのが特徴です。明るい性格で、愛情表現も豊かです。また、運動も大好きなので、毎日朝と夕方に2回のお散歩は欠かさないようにしましょう。体臭はほとんどなく、抜け毛も少ないですが、その分毛が絡まりやすく、毛玉ができやすいので定期的なブラッシングやトリミングが必要です。
ミニチュア・シュナウザー

口髭と眉毛がチャームポイントの犬種で、明るく好奇心旺盛で遊ぶことが大好きな性格です。家族に対して愛情深く従順なので、お子様がいるご家庭にもおすすめの犬種です。また、ミニチュア・シュナウザーは牧羊犬のルーツを持つため、運動が大好きです。そのため、毎日朝と夕方30分ほどのお散歩は欠かさないようにしましょう。チャームポイントの口髭は汚れやすいので、お散歩のあとやご飯を食べたあとはこまめに拭いてあげて清潔に保つことを心がけてください。また、毛は伸びやすいので定期的なトリミングは必須です。
タイプEの方は…【頼れる大型犬】がおすすめ!
ゴールデン・レトリバー

盲導犬、介助犬、警察犬として活躍している大型犬です。とても優しい性格で、自分よりも小さな犬や子どもにも優しく接することができるので、お子様がいるご家庭にも安心です。また、知能が高く学習能力も優れているため、しつけがしやすく、初心者にも飼いやすい大型犬として人気があります。ただし、大型犬ゆえに運動量は多く、毎日1時間程度のお散歩を朝と夕方2回行うのが理想です。さらに、定期的にドッグランなどで自由に体を動かせる時間を確保してあげると、ストレスもたまりにくくなります。食事量も小型犬とは比べものにならないため、運動だけでなく、食費や医療費などにおいても、時間と経済的な余裕がある方におすすめの犬種です。
ラブラドール・レトリバー

ゴールデン・レトリバーと同様に盲導犬、介助犬、警察犬などとしても活躍する犬種です。人に対して非常に従順な性格で、学習能力も高いため、しつけを楽しみながら覚えていける賢さを持っています。ただ、少々やんちゃな一面もあるため、子犬の頃からしっかりとしつけを行うようにしましょう。また、運動不足になるとストレスがたまりやすい犬種でもあるため、毎日1時間程度のお散歩を朝と夕方2回行うのが理想です。さらに、知的好奇心が旺盛なので、ボール遊びや、おもちゃやタオルにおやつを隠して探させるような“頭を使う遊び”を取り入れてあげると、より満足感を得られるでしょう。
ワンちゃんを飼ううえでの注意点

今回タイプAからEでご紹介させていただいた犬種は、いずれも一般的には「しつけがしやすい」「社交的」という観点から飼いやすい犬種とされています。診断結果のタイプだけでなく、他のタイプのワンちゃんの項目にも目をとおしていただいて、気になるワンちゃんがいたらその犬種もチェックしてみてくださいね。
また、犬種ごとにある程度の性格傾向はあるものの、すべてのワンちゃんがそのとおりに育つとは限りません。「おとなしい犬種と聞いていたのに、とても活発だった」「あまり吠えないとされる犬種なのに、意外とよく吠える」──そんな声もよく耳にします。
人に個性があるように、ワンちゃんにもそれぞれ個性があります。
「この犬種なら絶対に飼いやすい!」というわけではありませんので、ご自身のライフスタイルや住環境と照らし合わせながら、今回の診断結果をひとつの参考にして、じっくりとパートナーを選んでいただければと思います。
また、ワンちゃんを迎えるにあたっての心構えや何を準備すべきか詳しく知りたい方は以下のコラムをご参照ください。
《獣医師コラム》これから子犬・子猫を飼う方へ前編「新しい家族を迎える前に知っておきたい基礎知識」
まとめ
今回はチャート形式にして、初心者でも飼いやすいワンちゃんをご紹介させていただきました。ぜひ犬種選びのご参考にしていただければと思います。私自身、昔ジャックラッセル・テリアを飼っていたことがあります。そのときは家族で、性格やお散歩の頻度、お手入れ方法などを事前に調べたうえでお迎えしました。実際に飼ってみると、性格は事前に調べていたとおりでしたが、違ったこともあり…。毛はまったく抜けないとペットショップの方から聞いていたのに、実際はかなり抜けて驚いたりしました(笑)
やはりワンちゃんも生き物なので、事前の情報どおりになるとは限りません。
理想どおりにいかないことも含めて、実際に一緒に暮らしてみて、その子の個性と向き合っていく気持ちがとても大切です。
ぜひ、ご自身に合ったワンちゃんと楽しい毎日を築いてくださいね。